JAACの歩みOur History

History of JAAC

日本人高校卒業生の米大進学支援を事業化。

1985年、弊センターは、アメリカ中西部、ミズーリ州政府と同州の州立大学との合同事業、「日本人留学生、米国大学学位取得制度」の一環として、日本人留学生支援を目的に、日米両国にて同時設立されました。その後、提携大学は全米の大学へと拡大し、既に2,000名以上の日本人留学生が米大学位取得を実現しています。また、近年では、給付型奨学金を支給する200以上の大学を対象とする、「アメリカ大学給付型奨学金プログラム」を実施。進学先の海外大学も米国はもちろん、英語圏各国、アジアの大学へと広がっています。

JAACの高校留学プログラムの変遷

1990年代、国内の高校が、在学生の中・長期短期留学を学校の推奨プログラムとして採り入れる傾向が少しづつ見え始めた頃、弊センターはいち早く長期ホームステイをベースにしたカナダの高校での留学プログラムを開始しました。カナダビクトリア市に留学生サポートオフィスを開設、設立以来培ってきた現地指導業務を高校生向けにカスタム化して、保護者が安心できる留学プログラムの実現に取り組んできました。

これらの地道な活動は、やがて、年間200名規模の高校生が長期留学する自治体主催の留学プログラムをコーディネートするプロジェクトへと発展、その後も全国の中・高校から、中・長期留学プログラムの企画・運営を任され、現在は、世界17か国への高校留学プログラムを実現させています。更に今年度から、アメリカのボーディングスクールへの奨学金プログラムの企画・運営を開始し、高額な留学費用の大幅な削減を可能にしました。

ボストン、ハーバード大学、MITを舞台に学ぶ、画期的な海外研修を開始

2013年、ハーバード大学関係者からの連絡をきっかけに、同大学を舞台にした日本の高校生対象の海外研修プログラムがスタートしました。ハーバード大学の校舎・教室で、ハーバードの現役大学生、研究員、教授のワークショップに参加する画期的な研修内容が主要旅行社の主催教育旅行として注目を集め、現在では、年間20校以上の中学・高校の海外研修プログラムに採用、また、これまでに6,200余名の生徒が参加するフラッグシッププログラムとなりました。

近年、弊センター海外研修事業部は、シリコンバレー、シアトル、サンディエゴ、ハワイなどのアメリカ各地での研修プログラムに加え、カナダ・オーストラリア・ニュージーランド、マレーシア、台湾においても現地大学をはじめとする教育機関との提携により、アカデミック性の高い研修プログラムを企画・実施しています。

ハーバード大学生が日本にやってくる。国内研修プログラム”SLICE”の誕生

2015年、ボストン・ハーバード大学での海外研修プログラム開始から2年後、弊センターでは、ハーバード大生チームが夏休み期間に来日して行う、3日間の学内研修プログラム、”SLICE”を企画。現地に行かなくても、ハーバード大生とたっぷり交流できるこのクリティカルシンキング・プログラムは、英語コミュニケーション力の向上を図る絶好の機会として、多くの学校、生徒の支持を得て、2025年の夏、500名以上の参加生が予定されています。また、日本の大学・大学院に在籍する各国留学生達と共に異文化を学ぶ学内研修プログラムも、参加生、留学生双方から高評価を得て順調に参加校を増やしています。

アメリカの高校カリキュラムをオンラインプログラムに。

2020年、迫りくる新型コロナウイルスの脅威の中、弊センターは新事業として米国名門高校のオンラインスクール日本校を設立しました。(PCDグローバルキャンパス、ジャパン)国内の中・高校に在学する生徒が、本校のオンラインプログラムで、アメリカの高校カリキュラムを学び、日米両国の卒業資格を取得、卒業生には世界のハイランキング大学への進学が保証される、他に類のない全く新しいプログラムは、DDP(デュアル・ディプロマ・プログラム)と称され、国際教育に力を注ぐ学校の注目を集めています。

2025年現在、DDPを学校推薦プログラムに指定する加盟校(国内の中・高校)は全国で50校に達しました。既にプログラム卒業生は200名を超え、国内外の志望大学に進学しています。

アカデミック英語力の向上は、日本の未来を変える。

小学校から高校までの学校英語教育を更に充実させるオンライン英語プログラムの開発、
日本の学校に通っていても、高校卒業時までに海外大学進学レベルまで向上させることが可能となる教育プログラムの提供は、弊センターのミッション達成には不可欠な事業です。

弊センターが海外のEdTech 業社と共同で開発したGEC(Global English Campus)のアカデミック英語プログラムは、小学校低学年から、高校、社会人まで一貫したプラットフォームと最先端技術をベースにしたオンラインプログラムです。既に自治体教育委員会が管轄内の児童・生徒にプログラムを実施、更には私立学校の生徒にも受講生は拡がっています。

日本の若者の英語運用力は、国の未来を方向付ける要素のひとつであり、若者が進む進路を確実に拡げます。弊センターは、これからも優れたオンライン英語プログラムの改善に取り組んでまいります。